今日は、建具(ドア)の穴の補修をしたので写真をアップします。
取っ手の右上と左下に、卵ぐらいの大きさの穴が開いています。
下の穴の方が大きかったですね。
補修工程なんですが、
他にもフローリング補修もあるので、
クオリティを保ちつつ、スピード性を重視して
作業工程を組み立てました。
とりあえず陥没してる部分はくり抜くか。と考えましたが、
それをすると時間がかかり過ぎてしまいそうだったので、
それはとりあえず止めて、
まずは板材を中に入れて、バックアップしました。
今の陥没している状態で、
パテを打って面を出したとしても
中が空洞になっているので、
ドアを開けたり閉めたりした衝撃が加わると、すぐにパテが割れてしまいます。
なので裏地を固めるためにバックアップ材を入れて接着剤で固定して
指で押しても、びくともしないぐらいガチガチに固めておきます。
こうすることで、上からパテを打っても
ドアを開けたり、閉めたりする衝撃にも耐えられます。
カッターでバックアップ材が入るスペースを確保して、
無事バックアップが出来ましたので、
上からパテ処理をして面を出します。
で着色は、建具の色に合わせたウレタン塗料で下地を塗り、
木目を描いていきます。
最後に艶合わせと木目を描いたときの筆の跡が目立つので、
調色した塗料をシンナー多めで希釈して、
ふわーっと、周りにぼかしながら塗装しました。
これで多分1時間?2時間ぐらいですね。
ちなみに、タイトルにある「フローリングの日焼け補修と思って」が気になる人のために
実際に、この現場はフローリングの日焼けの補修をしました。
最初はフローリングの補修だけと聞いていたんです。
しかし、現場監督に電話したら、
「玄関入ってすぐ左の建具に穴が空いちゃってるから、それもやっといて」
的な感じで追加補修をさせていただきました。
どうしても、傷が後々見つかって、
追加なんてことはよくあることなので、いいんですが、
どうしても時間内に収まるか。が心配でした。
でもなんとか
1日で納めることができたのでよかったです。
フローリングの日焼け補修に関しては次回投稿します。