京都でフローリングの補修をしてきました。
剥がれている部分とまわりのピースも所々膨らんでいる状態。。
たぶん湿気が原因だと思います。
近くにバルコニーにです窓があるので、
そこから水滴などが入り込み、
膨らみや剥がれが起きているかと思われます。
早速作業開始です。
剥がれている周りのバリをとっていき、
膨らんでる部分もスクレーパー等で除去していきます。
さらに補修後に再度剥がれたり、
膨れが生じないように、
液体の接着剤でしっかりと固定しておきます。
そこにパテを入れて、研磨して面を出していきます。
このときのポイントが、目地部分にパテが入った状態で乾くと、
目地を作るための研磨が大変です。
そこで、
パテが硬化する前に目地に合わせてヘラでラインを作っておきます。
そうすることで、
研磨の際もラインに合わせて研磨できるのですぐに目地のラインを作れるって感じで
ぼくはやってます。
しっかり面を出したら、
次は下地の着色と、木目再現です。
濃い目と薄目の色の2色を調色、
刷毛や筆でパテを周りと同じ色に合わせていきます。
下地が染まったら、次は木目描きです。
濃い目に調色した色をシンナーでしゃばしゃばにして、
薄く描いていきます。
元々の木目と同じ濃さで描いていくと、
いつの間にか周りより補修箇所の木目が濃くなっちゃいます。
なので、できるだけ薄く重ねていき、徐々に合わせていくという感じです。
木目が再現出来たら、調色した色を軽ーく周りと馴染ませる様に塗装していきます。
最後に、表面の粉を細かいペーパーで取り除き、
艶調整のスプレーをして完成です。
キレイに再現できました。
ここのお客様、車の板金塗装などをしている方で、
かなり細かいお施主様でしたが、
「これはすごい、全然わからん」と言って頂きました。